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09月20日-04号

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  1. 高山市議会 1999-09-20
    09月20日-04号


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    平成11年  9月 定例会(第5回)平成11年第5回高山市議会定例会会議録(第4号)========================◯議事日程 平成11年9月20日(月曜日)午前9時30分開議第1 会議録署名議員の指名第2 議第61号 高山市職員退職金条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例について第3 議第62号 高山市税条例の一部を改正する条例について第4 議第64号 飛騨高山ビッグアリーナの設置及び管理に関する条例について第5 議第65号 高山市体育施設等管理条例の一部を改正する条例について第6 議第66号 高山市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について        (以上総務委員会報告)第7 厚生委員会に付託中の請願第5号「乳幼児医療費助成制度の拡充をもとめる請願書」についての委員会の中間報告第8 請願第5号 「乳幼児医療費助成制度の拡充をもとめる請願書」の閉会中の継続審査について        (以上厚生委員会関連)第9 認第1号  平成10年度高山市観光施設事業会計決算について第10 議第63号 高山市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例について        (以上産業委員会報告)第11 認第2号  平成10年度高山市水道事業会計決算について        (以上建設委員会報告)第12 議第69号 平成11年度高山市一般会計補正予算(第2号)第13 議第70号 平成11年度高山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)        (以上予算特別委員会報告)第14 高山・大野広域連合議会議員の選挙第15 議第71号 教育委員会委員の任命について第16 議第72号 固定資産評価審査委員会委員の選任について第17 議第73号 公平委員会委員の選任について第18 閉会中の継続調査に関する件について第19 発議第12号 義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書第20 陳情第51号 下岡本町5の4班小班共有地の高山市市道への管理委譲の嘆願書第21 陳情第52号 「定住外国人地方参政権」決議の見直しを求める陳情書第22 陳情第53号 乳幼児医療費助成制度の拡充をもとめる要望書  -----------------◯本日の会議に付した事件 1 日程第1 会議録署名議員の指名 1 日程第2 議第61号から   日程第6 議第66号まで    総務委員会報告 1 日程第7 請願第5号の委員会中間報告 1 日程第8 請願第5号の閉会中の継続審査について    厚生委員会関連 1 日程第9 認第1号及び   日程第10 議第63号まで    産業委員会報告 1 日程第11 認第2号    建設委員会報告 1 日程第12 議第69号及び   日程第13 議第70号    予算特別委員会報告 1 日程第14 高山・大野広域連合議会議員の選挙 1 追加日程 議第74号 1 日程第15 議第71号 1 日程第16 議第72号 1 日程第17 議第73号 1 日程第18 閉会中の継続調査に関する件について 1 日程第19 発議第12号 1 日程第20 陳情第51号から   日程第22 陳情第53号まで  -----------------◯出席議員(24名)          1番 中田清介君          2番 谷澤政司君          3番 上嶋希代子君          4番 松本紀史君          5番 今井武男君          6番 小林正隆君          7番 小井戸真人君          8番 伊嶌明博君          9番 島田政吾君         10番 牛丸尋幸君         11番 杉本健三君         12番 塩谷 聰君         13番 大木 稔君         14番 蒲 建一君         15番 安江康夫君         16番 島田喜昭君         17番 室崎希次君         18番 高原正夫君         19番 住 吉人君         20番 大坪 章君         21番 下山清治君         22番 鴻巣 昇君         23番 山腰武彦君         24番 長田安雄君  -----------------◯欠席議員(なし)  -----------------◯説明のため出席した者の職氏名   市長        土野 守君   助役        梶井正美君   収入役       西永由典君   企画調整部長    小瀬勝亮君   企画調整部参事   高原喜勇君   総務部長      上木順三君   市民環境部長    岩田紘一君   福祉保健部長    竹腰 覚君   農林部長      山岡 壽君   農林部参事     下畑達宏君   商工観光部長    松井雅三君   建設部長      谷口敏征君   建設部参事     野村憲太郎君   建設部参事     川合善郎君   水道部長      北村克弥君   教育長       森瀬一幸君   教育委員会事務局長 柳島博忠君   監査委員      村尾 尚君   監査委員事務局長  伴場計彦君   消防長       古川昭夫君   消防署長      中村 登君  -----------------◯事務局出席職員氏名   事務局長      小林 浩君   次長        山下祥次君   書記        橋本 宏君   書記        天木秀幸君  ----------------     午前9時46分開議 ○議長(住吉人君) これより本日の会議を開きます。  ----------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(住吉人君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、11番杉本健三君、12番塩谷聰君を指名いたします。  ----------------- △日程第2 議第61号から  日程第6議第66号まで ○議長(住吉人君) 日程第2 議第61号 高山市職員退職金条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例についてから、日程第6 議第66号 高山市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてまでの5件を一括議題といたします。 総務委員長の報告を求めます。 12番塩谷聰君。   〔12番塩谷聰君登壇〕 ◆12番(塩谷聰君) それでは、ただいま議題となりました条例案件5件につきまして、去る9月13日に開催いたしました総務委員会における主な審査の経過と結果について御報告をさせていただきたいと思います。 議第61号 高山市職員退職金条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例については、恩給法等の一部改正に伴い改正しようとするものであり、現在の対象者は退職年金2名、遺族年金が2名との説明がございました。質疑はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第62号 高山市税条例の一部を改正する条例については、都市計画税の見直しに伴い改正しようとするものであり、委員からの変更によって用途地域内の山林関係が除かれるが、その面積及び影響額についてとの質疑については、用途地域内の山林は194ヘクタールであり、税額は9万7,000円の減になるとの答弁がございました。 また、都市計画税は目的税であり、何に使用されており、その比率についてとの質疑には、例えば昭和55年では税約2億6,600万円のうち街路事業に1,800万円、都市下水路事業200万円、公園整備に300万円、そして下水道には2億4,300万円という状況で、以降、ほとんど下水道事業に9割近くを充当しており、本年の予算では8億7,700万円のところ街路に8,000万円、駅周辺区画整理に2,000万円、残りを下水道へ繰り出す予定をいたしておりますとの答弁がございました。 そのほかには特段の質疑もなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第64号 飛騨高山ビッグアリーナの設置及び管理に関する条例については、飛騨高山ビッグアリーナを設置するため制定しようとするものであり、委員からの管理の委託をうたった17条の関係でトレーニングルームクライミングウォール等個人使用と講師についてはどうなるのかとの質疑に対しましては、体育協会は施設の管理を委託するものであり、トレーニングルームクライミングウォール等の振興・指導等については講師等を依頼し、指導体制については派遣講師による講習を受けた人のみが利用でき、フリーでだれでも参加することはできないという形をとっていきたいとの答弁がございました。 次に、自販機の設置についてとの質疑に対しては、設置の方向で考えているとの答弁がございました。 また、ビッグアリーナという立派な屋内体育館ができると次は屋外スポーツ場、例えばサッカー場をという話が出てくると思われるが、サッカー場であれば古川町にいい施設があるので、屋内スポーツ屋外スポーツをセットにしてお互いの話し合いの上で使いやすくし、レベル向上に役立てていく方向が考えられないかとの質疑に対しましては、他の町村との提携の話は大変大切なことであり、高山市でサッカー場をつくることも困難だと思われますので、古川町の施設を利用できるように、また町民以外の使用については3倍になると言われています料金についても配慮してもらえるように話し合いをしてみたいとの答弁がございました。 そのほかには特段の質疑もなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第65号 高山市体育施設等管理条例の一部を改正する条例については、飛騨高山ビッグアリーナの設置に伴い改正しようとするものであり、委員から平成12年4月1日以降廃止になる飛騨体育館、武道館、弓道場について、地元ゆえに使っているという利用状況や、部活等で利用もあるので取り壊されるまでは使用を認めるべきであるとの質疑について、平成8年に新体育館基本構想を決めており、基本方針の中で3施設は取り壊すと述べてありますとの答弁がございました。 飛騨体育館につきましては、管理上の問題と老朽化ということや、施設改善の必要があり廃止をしたいが、12年4月からは普通財産を借りるという形で高校総体の事務局を現事務所へ移して対応したいと考えており、それについては備品、資材等がかなり多く出てくるので備品等の保管庫にも利用したいというふうに答弁がございました。 武道館につきましては、部活での利用はありますが、基本的には部活は学校の施設で行うべきものであり、また地域の方へもできるだけ学校の施設を利用していただくよう調整を取りたいと考えておりますが、非常に老朽化しているので近いうちに取り壊しはしなければならないという答弁でございました。 弓道場につきましては、今の場所でなければならないという理由はないので大いに新弓道場を利用していただきたいとの答弁がございました。 また、高山西スポーツ地域交流会館の2階の利用についての質疑につきましては、現状の畳のままでかなり利用価値があり、あのままで利用していただくことと、子供たちの柔道利用には許可を出していきたいとの答弁がございました。 その他特段の質疑はなく、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議第66号 高山市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例については、国民金融公庫の一部改正に伴い改正しようとするものであり、質疑はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上をもちまして、総務委員会の報告を終わらせていただきます。 ○議長(住吉人君) 総務委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について、御質疑はございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま委員長報告のありましたうち、議第65号 高山市体育施設等管理条例の一部を改正する条例について、討論の通告がありますので、これより討論を行います。 通告により発言を許可いたします。 8番伊嶌明博君。   〔8番伊嶌明博君登壇〕 ◆8番(伊嶌明博君) ただいま議題となっております議第65号 高山市体育施設等管理条例の一部を改正する条例についてですが、日本共産党高山市議団を代表して反対討論をするものであります。 この議案は、来年4月1日、ビッグアリーナ供用開始とともに武道館、弓道場、飛騨体育館を同日付で廃止しようとする条例改正であります。 私たちの反対の理由の第一は、4月1日同日に廃止する必要はないのではないかという点であります。確かにビッグアリーナがつくられるのですから、同じものを新しくつくりかえよというものではありません。しかし、壊すまではまだ時間の余裕はありますし、答弁でも飛騨体育館は取り壊すまでには二、三年時間があるというような答弁もあったというふうに思います。その時点で廃止条例を出したらいいのではないかということであります。 また、西スポーツ会館のように若干使用目的を変えて、交流施設というようなことでも可能ではないかというふうに思うわけであります。 反対の第二は、今実際に利用している地域の方、特に部活等、また少年団等の利用からいっても、まだ十分合意が得られていないのではないかという点であります。東小横の武道館について言えば、地域の柔剣道スポーツ少年団、あるいは東山中の部活動等が大変利用されている状況であります。地域からも引き続き使わせてほしいという声が寄せられておりますし、飛騨体育館についても、隣が福祉センターということもありまして障害者団体、あるいは高校の部活、また今後南小の改築に伴う子供の運動する場所の確保という点でも使わせてほしいという声が出ておるのであります。そういう点からいっても、すぐ4月1日から廃止というのは地域の合意になっていないのではないかというふうに思うものであります。 第三の理由は、取り壊した後どうするのかということについての議論もまだ十分なっていないということで、飛騨体育館は駅周辺の整備に合わせて取り壊し、合同庁舎として国へ売り渡すというような答弁があったと思いますが、この問題について言えば、駅周辺整備について商業集積ということで6階の交流センターを建てるというような計画も出されているようですけれども、そういうことを縮小していけば、別に売り渡さなくてもいいのではないかというふうに思うものであります。 最後に、維持管理費のことが総務委員会でも出されまして、かかるから廃止した方がいいというような意見もございましたのでちょっとつけ足してみますと、平成9年度の維持管理費を見ますと、飛騨体育館で493万円、手数料が280万円入っていると。東小の武道館について言えば、電気料等で78万円の管理料ということになっているそうでありますが、この管理料を出せないというようなことではないと思いますし、これにつけ足して人件費等もあるわけですが、そのことについても工夫すればいろいろな方法でやっていけるのではないかと思うのであります。ともかく、地域のスポーツ向上に少しでも資する方向でもっと有効な利用が必要なのではないかと思いまして、以上の理由をもって反対討論とするものであります。 ○議長(住吉人君) 以上で通告による討論は終わりました。 以上をもって議第65号についての討論を終結いたします。 それでは、採決を行います。 議第65号について、委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(住吉人君) 起立多数であります。よって、議第65号については委員長報告のとおり決しました。 ただいま決定されました議第65号を除く議第61号から議第66号までの4件について、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、議第65号を除く議第61号から議第66号までの4件については、委員長報告のとおり決しました。  ----------------- △日程第7 厚生委員会に付託中の請願第5号「乳幼児医療費助成制度の拡充をもとめる請願書」についての中間報告 ○議長(住吉人君) 日程第7 厚生委員会に付託中の請願第5号「乳幼児医療費助成制度の拡充をもとめる請願書」についての委員会の中間報告を議題といたします。 厚生委員長の報告を求めます。 14番蒲建一君。   〔14番蒲建一君登壇〕 ◆14番(蒲建一君) ただいま議題となりました請願1件について、去る9月8日、本会議において本委員会に付託となりました請願第5号「乳幼児医療費助成制度の拡充をもとめる請願」について、去る9月13日厚生委員会を開催し、審査をいたしました。その報告を申し上げます。 乳幼児医療費助成制度の充実については、全国議長会県議長会等においても少子化支援の中で乳幼児医療制度の重要性を審議、対象年齢を充実せよという要望も出ている。 一方、地方分権の進む中、介護保険も含め、財政的な面等、地方自治体への影響も出てくるのではないか。当然考えていかなければならぬ大切な問題である。 また、一市町村のみでなく、県下同一レベルで進めるべきではないか。 請願の内容が、今回助成制度の拡充を求める請願であるのに対し、今年3月に出された請願は無料制度の拡充を求めるものであり、否決をされている。今回の1,158名の請願では、医療費助成医療費無料の二つが出ており、一つは11年3月議会で否決された内容のものである。請願の頭、請願事項等、内容に問題があるのではないか。中身的に同じものを数か月後にまた請願書として出すのは党勢拡大、党利党略のためのものではないかといった発言があり、請願第5号については継続としながら、十分な慎重審議をするべきではないかとの意見が出され、閉会中の継続審査とすることに決定をいたしました。 以上で厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(住吉人君) 委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について御質疑はございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって厚生委員会に付託中の請願第5号「乳幼児医療費助成制度の拡充をもとめる請願書」についての委員会の中間報告を終わります。  ----------------- △日程第8 請願第5号「乳幼児医療費助成制度の拡充をもとめる請願書」の閉会中の継続審査について ○議長(住吉人君) 日程第8 請願第5号「乳幼児医療費助成制度の拡充をもとめる請願書」の閉会中の継続審査についてを議題といたします。 本件につきましては、厚生委員長より会議規則第103条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり議長のもとへ申し出がありました。 お諮りいたします。 本件につきましては、申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ----------------- △日程第9 認第1号 平成10年度高山市観光施設事業会計決算について △日程第10 議第63号 高山市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例について ○議長(住吉人君) 日程第9 認第1号平成10年度高山市観光施設事業会計決算について及び日程第10 議第63号 高山市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例についての2件を一括議題といたします。 産業委員長の報告を求めます。 9番島田政吾君。   〔9番島田政吾君登壇〕 ◆9番(島田政吾君) ただいま議題となりました認定案件1件、条例案件1件につきまして、去る9月14日委員会を開催し、審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告をいたします。 最初に、認第1号 平成10年度高山市観光施設事業会計決算について御報告いたします。 主な質疑としましては、赤字決算が2年間続いている。経営努力をされているとは聞いているが、今年度は赤字を減らすことができるのか。また、見通しはどうかとの質疑があり、今年度は青年の家との協議の中で、青年の家の利用者のうちの3万5,000人のリフト利用券を昨年まで平日1,000円だったものを2,000円に値上げしていただいていますし、その増収とエージェントと提携いたしまして1万人、2万人単位のお客様を引っ張ってきていただくような企画も入ってきているところであります。なお一層の経営努力をしていきたいとの答弁がありました。 また、スキー場を第三セクターへ運営委託はできないのか。観光施設という面と市民の施設という面を持ち合わせているということで、難しい問題だとは思うが、経営だけの話ではなくて、市民の施設として六次総の中で位置づけしていってはどうかとの質疑がありました。今の状況からいいますと、話はしているが、委託を受けていただけるようなところはないだろうと考えている。抜本的な改革、やめるのか、移管するのか、一般会計から補てんしていくのか、そういったことも含めた検討を今後していきたいとの答弁がありました。 また、国立青年の家と高山スキー場との間で約束事があるというのはどういった約束なのかとの質疑があり、国立青年の家を高山市にと市民挙げての誘致活動をする中、国は高山市での設置を検討する条件としてそれなりの魅力のある施設が必要だ。夏場の自然はもとより、冬場のスキー場併設は欠くことのできないものとの判断から、スキー場建設を高山市が行ったことによって青年の家が誘致できたといった経緯があります。 県は、マウンテンスクールとあわせて市道であったものを整備いたしまして、現在もその管理をしていただいておるところであります。国・県・市三者が一体となった事業なので、一存ではやめるわけにもいかない状況であるが、現在、日本じゅう国立青年の家が平成14年ごろまでに独立行政法人に移行していくという計画があり、その中で国にも働きかけ、考えていきたいとの答弁がありました。 また、多数の委員より今後抜本的な改革を進めていくようにと強い要望がありました。 以上のような質疑の結果、認第1号 平成10年度高山市観光施設事業会計の決算については、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、議第63号 高山市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例について審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告をいたします。 この条例は、高山市農業集落排水施設岩滝3地区のうち生井地区について平成12年4月よりの供用開始に伴い条例を制定しようとするものであります。 質疑の主なものは、第2条の中で、処理区域以外のところはどういった扱いをするのかとの問いに対し、処理区域以外の区域については、厚生省の定める補助金により設置するのが基本と考えているとの答弁がありました。 また、第17条で市長が天災、その他特別な理由があると認められたときは分担金を減額、もしくは免除、猶予することができるとあるが、その特別な理由とは何かとの質疑に対し、基本的には火災等が発生して一時的に使用できなくなったような場合もあるが、天災以外にはあまり考えられないと思っている。今後、減免と徴収猶予を分けて基準を定めていきたいとの答弁がありました。 また、運営していくに当たり、使用料についても分担金についても要綱などでもう少しわかりやすく定めてはどうかとの質疑に対し、使用開始までの委員会、協議会などで報告していきながら相談をかけていきたいとの答弁がございました。 以上のような質疑の結果、議第63号 高山市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で産業委員会の報告を終わります。 ○議長(住吉人君) 産業委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について御質疑はございませんか。 24番長田安雄君。 ◆24番(長田安雄君) 委員長には申しわけないんですが、傍聴できなかったものですから。 ちょっと方向性ということで今報告があったんですが、乗鞍高原、今の報告によると廃止、もしくは経営移管、あるいは一般会計の繰り入れみたいなことだと思うんですけれども、どうも委員会の結論的には今後の検討というふうになったようですが、その辺の認定に当たって、どの辺の意見がある程度集約されて理事者の方へやったのか。このことをお伺いして、後は理事者の方で結構です。 それからもう一つは、今報告がなかったんですが、飛騨の里も今年はたまたま、今回の決算についてはお客さんの増とかでそれなりによかったんですけれども、オウム問題については議論があったんですか、なかったんですか。一般質問も申し上げておりましたので、その辺どんなふうだったかお伺いしたいと思います。 ○議長(住吉人君) 9番島田政吾君。 ◆9番(島田政吾君) 乗鞍高原の廃止をするのか、一般会計に補てんしていくのか、第三セクターに託すのか、結論的な話は全然出なかったです。 それから、市長も前の議会での答弁でもございましたが、今しばらくは今のままの体制でやっていきたいと。今後の課題として考えていくということもございましたので、その辺の議論までしかありませんでした。 それからオウム問題につきましては、委員会では特段議題に挙がりませんでした。 ○議長(住吉人君) 24番長田安雄君。 ◆24番(長田安雄君) 議長、これ理事者の方でもいいんですか。 ○議長(住吉人君) 本来はちょっと御遠慮いただきたいと思いますけれども。 ◆24番(長田安雄君) これは大変重要な観光企業会計の決算ですし、方向性は委員会としては具体的には出なかったということですが、もちろん簡単に結論は出せないと思うし、今こうだからと言って乗鞍高原を早速廃止とかということがどの程度の議論だったのかなということに関心があったんですけれども、それは無理でしょうということを含めて、かつて飛騨の里で十分な利益の上がったころ1億円、あるいは5,000万円と一般会計の繰り戻しをした経過があるわけで、そのとき剰余金の処分のときに議論したわけですよね。将来に向けて一般会計出すのもいいけれども、どうなんですかという議論があって今日を迎えているという経過があるわけです。その辺を--厳しくなれば一般会計であっても可能なものというふうに、私は補てんでもしていかなければもたない部分があるんだろうというふうに思いますが、平成14年の国の話というと12年、13年、14年と、この間大変苦しいと思いますし、今なお道路がネックですから、あそこへ行く人は本当にあの道がということが抜けないんですね。そういうものを抱えているだけに、おそらくこれが好転するというふうにはあまり考えない。 もう一つは飛騨の里ですが、あれだけ大事な施設で、もう30年近く持ちこたえてきて、これからどんなやり方によっては好転の可能性もあるわけですから、あそこで収益が上がればまたやれるということも含めて、特に今のオウム問題というのは恐らくあんまりありがたい話ではないと。委員会で議論がなかったというのもちょっと不思議だなというふうに思ったんですが、少なくともあれだけの公的施設を持っていて、飛騨の里村の協議会といいますか、問題対策協議会あたりとどういうかかわりを持って今のことになっているのかということだけ、1回だけで結構ですからお伺いしておきたい。 ○議長(住吉人君) 理事者の方、1回だけお答えいただきたいと思います。 市長土野守君。 ◎市長(土野守君) 御質問の趣旨、十分理解していないところがあると思うんですけれども、乗鞍高原については、率直に言って今後も経営は難しいと思います。かといって廃止、移譲というのも簡単にいかないということもございます。とりあえずは当時担当部長が申し上げましたように、経営の合理化と増収策を図って極力赤字を少なくしていくということだと思いますし、やむを得ないことになれば一般会計の補てんということも考えなければならないことではないかと思っております。 それから飛騨の里は高山市にとって非常に重要な観光地でございますので、私どもとしてはオウムの問題というのは真剣に考えているつもりでございますけれども、当面地域の方との約束ということもありますし、今現状で格別トラブルが起きているということではありませんので、むしろ全体としてのオウム対策の法制化等をお願いしておりますから、そういう中で解決を図るべきではないかと思っております。 ○議長(住吉人君) よろしいですか。 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 それでは、認第1号及び議第63号の2件について、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、認第1号及び議第63号の2件については委員長報告のとおり決しました。  ----------------- △日程第11 認第2号 平成10年度高山市水道事業会計決算について ○議長(住吉人君) 日程第11 認第2号 平成10年度高山市水道事業会計決算についてを議題といたします。 建設委員長の報告を求めます。 18番高原正夫君。   〔18番高原正夫君登壇〕 ◆18番(高原正夫君) ただいま議題となりました認定案件1件について、去る9月8日の本会議で当委員会に付託となりました認第2号 平成10年度高山市水道事業会計決算につきまして9月14日建設委員会を開催いたし、審査いたしました。その主な経過と結果について御報告を申し上げます。 有収水量と給水水量の件で、無収水量が年々増加しており、増加の原因はどのように把握しているか。また、企業債について借入金の利率が8%台が3件、7%台が17件ほどあるが、借りかえして償還ができないものかとの質疑に対しまして、無取水量の増減について特別に大きな漏水はなかったが、約27件の箇所を発見して速やかに直した。また、たまたま水道関連工事が冬場にかかったので、仮設管の凍結防止のための垂れ流しも原因の一つであるように思うとの答弁がございました。 企業債の借り入れの利率については、国の許可を得て借り入れしたので、国の許可がなければ借りかえも繰り上げ償還もできない。実際問題として非常に難しく、今ここで残っているものは全部公営企業債、あるいは運用資金なわけであり、市長会等を通じて何回も問題を提起・要望して、全体としてそういう方向になるよう努力したいという答弁がございました。 次に、上水道の未給水の解消について、新宮地区、松倉地区とあちこちあるが、早期解消を図られたい。 次に、各方面の宅地造成が進んでいるが、その団地の中の上水道施設について、その本管から宅地造成の管までの上水道の工事費は業者の負担となっているのかとの質疑がございました。未給水地区の解消については、第一には財源問題があり、導水管布設に何十億もかかると思われる。非常に財源が必要であり、未給水地区をどうしたらいいかといったことは今後調査、研究したい。 また、宅地造成の場合、全部業者が負担しているが、現在、市の方で布設している配水管以降で、もし配水管がない場合、全部宅開業者の負担としておるという答弁がございました。 次に、件数もふえて人口もふえ、1万5,000は減っていると。これから施設の改良等をやろうとすれば、だんだん水が減っていくことであれば、施設費が相当かかってくると思うが、そういう面でなぜ減ったという分析をやる必要があると思う。漏水がふえているということは、管が古くなってそういった状況の中でふえていくことは問題である。どのような分析をされ、対応はどうなっているのか。また、今の世の中物騒なので、何が起きるかわからない。心配である。そういう面での安全対策はどのように考えておられるのかという質疑がございました。景気対策、それに企業の大きいところで節水して井戸水に切りかえたところがあり、その辺が主な原因ではなかろうか。 また、安全対策については上野浄水場で把握ができるような安全対策を行っており、配水池の分も順次行っているということでございました。 また、漏水については常に上野浄水場で夜間の最低流量を測定しておるし、毎年漏水調査の委託をしており、早期発見して早く直していきたいとの答弁がございました。 また、1億1,000万円の未収入金が出るが、最大の原因は何か。132万円残っているのは滞納なのか、継続的なものなのかとの質疑がございました。水道料が1億3,870万3,000円のほか、工事費負担金が887万7,000円、これは4月に入金しておる。また、消費税の還付金が470万円、これは7月に入金、この分が一番大きいものである。また、平成9年以前の滞納分は、水道使用料が約50万円あります。それが主なものであり、4月以降に水道使用料が1億3,807万円、そのうち約98%は水道使用料として入金しているとの答弁がございました。 滞納者に対して水道を止めたりということはどうかという質疑に対しまして、一部給水停止することもありますが、生活の水なので、ある程度本人が納めて何とか通してくれというような格好で繰り返しの状況が続いているとの答弁でございました。 次に、資産減耗費が先ほどの明細では固定資産の除却であるが、9年度と比べて2345%と大幅にふえておる。この原因についてとの質疑がございました。景気対策で下水道工事が約4,000メートル増となり、それに伴って水道の布設がえがされたとの答弁がございました。 また、上野浄水場、宮水源から供給をしておる水量はどれくらいなのかとの質疑がございまして、平成10年度、上野712%、694万3,867立方メートル、宮が288%、281万2,853立方メートルとなっているとの答弁がございました。 それから、宮の水はふえてくると思うが、今後どれくらいの増加を見込んでいるのかという質疑がございました。宮は10年度288%であったが、11年度は現在の時点で44%くらいに上がってきており、7月に開始しているので1年間で何とか45%にしたいとの答弁がございました。 漏水との関係で、配管には4種類あるが、4種類の管の耐用年数と現在何が主流になって使われているのかという質疑がございました。鋳鉄管そのものは単価も高いが、耐用年数が一番あるということでございます。あと、ビニール管については水圧40キロ程度以下のものを使用している。管のつなぎ目に対しては普通鋼管を使っている。ポリ管については本管から宅地内に引き込むのに使用している。 また、石綿管が一部残っているが、下水道工事と同時にほとんど改良がなされているとの答弁でございました。 以上のような主な質疑応答の結果、認第2号 平成10年度高山市水道事業会計決算について、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上で建設委員会の報告を終わります。 ○議長(住吉人君) 建設委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について、御質疑はございませんか。 24番長田安雄君。 ◆24番(長田安雄君) 委員長にはまことに申しわけないんですが、今の報告はちょっとおかしいと思うんです。 特に未給水地区の問題点ですが、一般質問したときには水道部長から非常に前向きな答弁がされたというふうに理解したんですけれども、今の御報告を聞いておると、導水管に何十億もかかるし、とても無理ですというニュアンスに受けとめたんです。これは委員長に聞くよりも理事者の方がいいと思いますが、どういうことなんですか。これではちょっと理解できないんです。この辺、どんなことなんですか。 私が申し上げたいのは、下水道わかりますよね、下水道。あれ、流す方では平成10年度でも17億円ほど一般会計から持ち出ししておりますが、10億円ぐらい下水道へ入れている。先ほどの報告でも都市計画税の9割5分方、9億円ほども下水道には入れておるんだと。しかし、上水道ということになるとなんでこんなに冷たいんですかと。引けんものは引けませんと。これはちょっと、飲む方と出す方で何でこんなに違うんやというふうに思いますが、どういうことなんですか。  ----------------- ○議長(住吉人君) 休憩をいたします。     午前10時30分休憩  ----------------     午前10時32分再開 ○議長(住吉人君) 休憩を解いて会議を続行いたします。  ----------------- ○議長(住吉人君) 18番高原正夫君。   〔18番高原正夫君登壇〕 ◆18番(高原正夫君) 未給水地区の解消については、第一に財源の問題ということを申し上げましたが、導水管布設については非常に財源が必要であり、未給水地区をどうしたらいいかということをも含めながら、24番議員の言われたこともその中に含めながら調査研究をしていきたいということでございますので、よろしく御理解をお願いします。 ○議長(住吉人君) 長田議員、よろしゅうございますか。   〔「理事者の方にちょっと正確性を   期してもらわんと、一般質問と全然   違うんやから」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 市長土野守君。 ◎市長(土野守君) 未給水地域の解消の問題については、この間この場で申し上げたとおりでございます。基本的には配水池の能力の問題、それから高さの問題等があって簡単にいく話ではないわけでありますけれども、非常に生活の基本的なものとして大切でありますので、六次総の後期計画の中で検討していきたいということを先般部長を含めて申し上げたつもりでございました。そういう対応をしていきたいということでございます。 ○議長(住吉人君) 24番長田安雄君。 ◆24番(長田安雄君) この未給水地区というのは、私が取り上げているのは必ずしも高地配水ではないんですよ。平地配水でも当然配ってくれなければならないものが、市が管を入れていないところは受託で100%あなた出しなさいと。それを指摘したんですよ。 市がやろうとすれば、山の上でも先行投資で入れておきましょうと言われるけれども、当然入っていなければならないまちの中にもない場合も100%受託工事でやりなさいということがいいんですかと。それで下水道の問題とあわせて、下水道となれば何十億でもぶち込まなければいけないだろうけどぶち込んでおると。しかし、個人の負担だけが本当に不公平なんですよ、これ。そうでしょう。こんなことをいつまでも放置していたのでは生活にかかわる、殊、水に対してこのような扱いはいかがですかと一般質問で申し上げたということです。 ○議長(住吉人君) 市長土野守君。 ◎市長(土野守君) 高地の問題ともう一つ今おっしゃったところがあると思います。そこについて言えば、この前も申し上げましたけれども、当時井戸水を使うとか、谷水を使うというようなことで市の布設計画に対して必ずしも必要とされなかったという地域もあるのではないかと思っております。そういうこともありまして布設計画から外れているということであります。 したがって、他の受託で自分で水を引いていかれる方との公平性の問題等も含めて、十分検討しなければならない問題だと思います。 ○議長(住吉人君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 それでは、認第2号について委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、認第2号については委員長報告のとおり決しました。  ----------------- △日程第12 議第69号 平成11年度高山市一般会計補正予算(第2号) △日程第13 議第70号 平成11年度高山市下水道事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(住吉人君) 日程第12 議第69号 平成11年度高山市一般会計補正予算(第2号)及び日程第13 議第70号 平成11年度高山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)の2件を一括議題といたします。 予算特別委員長の報告をいたします。 本来、委員長報告は登壇して行うべきでありますが、本席より報告いたしますので、御了承を願います。 ただいま議題となりました議第69号及び議第70号の2件につきましては、全員をもって構成する予算特別委員会において審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、詳細につきましては皆様御承知のとおりでありますので、報告を省略いたします。 以上、予算特別委員会における審査の結果についての報告を終わります。 予算特別委員長の報告は終わりました。 ただいまの委員長報告について御質疑はございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 それでは、議第69号及び議第70号の2件について委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、議第69号及び議第70号の2件については委員長報告のとおり決しました。  ----------------- △日程第14 高山・大野広域連合議会議員の選挙 ○議長(住吉人君) 日程第14 高山・大野広域連合議会議員の選挙を行います。 お諮りいたします。高山・大野広域連合議会議員10名の選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選とすることに決しました。 お諮りいたします。 議員の指名は、議長においていたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 それでは、高山・大野広域連合議会議員に2番谷澤政司君、10番牛丸尋幸君、11番杉本健三君、14番蒲建一君、15番安江康夫君、22番鴻巣昇君、24番長田安雄君、議会運営委員会の申し合わせにより、正副議長及び監査委員が当たることになっておりますので、16番島田喜昭君、17番室崎希次君、19番住吉人を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま指名いたしました諸君を高山・大野広域連合議会議員の当選人に定めることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君が高山・大野広域連合議会議員にそれぞれ当選されました。 ただいまそれぞれ当選されました各議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により本席から当選を告知いたします。  ----------------- ○議長(住吉人君) 休憩いたします。     午前10時41分休憩   〔議案配布〕  ----------------     午前10時43分再開 ○議長(住吉人君) 休憩を解いて会議を続行いたします。  ---------------- ○議長(住吉人君) お諮りいたします。 ただいま市長から、議第74号 大日株式会社所有の高山市庁舎駐車場用地の買取りに関する調停申立て等についての議案が提出されました。 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よってこの際、議第74号 大日株式会社所有の高山市庁舎駐車場用地の買取りに関する調停申立て等についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。  ----------------- △追加日程 議第74号 大日株式会社所有の高山市庁舎駐車場用地の買取りに関する調停申立て等について ○議長(住吉人君) 議第74号 大日株式会社所有の高山市庁舎駐車場用地の買取りに関する調停申立て等についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  -----------------   (議案は本号その2に掲載)  ----------------- ○議長(住吉人君) 総務部長上木順三君。   〔総務部長上木順三君登壇〕 ◎総務部長(上木順三君) ただいま議題になりました議第74号 大日株式会社所有の高山市庁舎駐車場用地の買取りに関する調停申立て等について御説明を申し上げます。 高山市は、市庁舎駐車場用地の適正代金による売買契約が成立するまでの間、同土地の賃貸借契約の更新を求めるため、次のとおり裁判所に民事調停を申立てることについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議決を求める。 平成11年9月20日提出、高山市長。 このことにつきましては、用地交渉を進める中、再三の土地賃貸借契約の更新を続けてまいりましたが、平成11年9月30日で契約が切れるため、土地の返還を要求されたことによるものでございます。 次に、記といたしまして、調停申立ての相手方、申立ての要旨などについては次のとおりとするものでございます。 まず、1としまして1調停申立てをする相手方の住所氏名につきましては、大野郡清見村藤瀬1758番地大日株式会社代表取締役萩谷静男。 2申立ての要旨につきましては、アといたしまして、相手方が所有する高山市花岡町2丁目9番1ほか14筆宅地76594平米につき、相手方と申立人間に成立している売買契約(ただし、代金額不確定)について代金額の交渉中であるが、適正代金額による合意が成立するまでの間、同土地の賃貸借契約の更新を求めるとともに、できれば同調停において代金額の合意を図る。 次にイといたしまして、同調停成立前に相手方が同土地の現状変更又は処分することを防ぐため、調停前の措置命令の申立てを求める。 次に2といたしまして、高山市は、この調停において必要があるときは、適当と認める条件で相手方との間で調停を成立させることができる。 以上が調停申立ての要旨となっておりまして、要旨文面につきましては顧問弁護士との協議の中で決めさせていただきました。 次に、資料といたしまして調停に係る土地の所在地を次ページに示しておりますので、次ページをごらん願いたいと思います。 この図面につきましては、調停申立てに係る土地の位置図を示したもので、庁舎南側の駐車場の見取り図でございます。図のうち、大日株式会社の所有地は黒い実線で囲っております部分で二つの区画に分かれております。上の部分が庁舎駐車場の入り口ゲート部分になり、幅が約1216メートル、奥行きが約3163メートルで、坪数に換算しますと約1165坪になっております。 また、その下の部分は幅が1201メートル、奥行きが約3175メートルで坪に換算いたしますと1155坪になっており、合計で232坪となります。 なお、その他の詳細な内容につきましては、今後の調停に影響を与えるため省かせていただいております。 以上が大日株式会社所有の高山市駐車場用地の買取りに関する調停申立て等についての内容でございます。御審議の上御決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(住吉人君) 提案理由の説明は終わりました。 ただいま説明のありました本案について御質疑はございませんか。 8番伊嶌明博君。 ◆8番(伊嶌明博君) 相手方が返還を求めるというふうに出てきているということですが、この土地は8月31日で契約が切れるということはわかっているんですけれども、賃貸借を結んだときの覚書によりますと、引き続き交換かあるいは売るということで合意しておると。その値段についても、先ほどの話で合意が成立するまでの間というふうに書いてあるんです。明確に規定もあるんですけれども、相手方がなぜ返還を求めるかという根拠は一体何なのか。そこら辺をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(住吉人君) 総務部長上木順三君。 ◎総務部長(上木順三君) ただいま覚書の点で御指摘があったかと思いますが、なぜ今回返還を求めるかということでございますけれども、私の方では再三土地の交渉、代替地の交渉等も進めてくる中に、土地の所有者の方が代替地でなく返してほしいというのが最終的な判断でございます。 なお、覚書等につきましては今後調停の中でもそれが判断材料になってくると思いますので、今後の中でというか、調停の中で進めていただく中身になろうかと思います。そういうことで御理解願いたいと思います。 ○議長(住吉人君) 8番伊嶌明博君。 ◆8番(伊嶌明博君) そうすると、相手方は返してほしいという、覚書とは違う形できたというふうに理解していいのかということと、それでこういう調停を申し立てるのかということ。 それともう一つは、ここにア、イと書いてあるんですが、代金の合意の問題と処分しないようにということなんですけれども、代金の合意で成立しなかったとしたら、相手側が絶対これ以上でないと売らんという状況になったとしたら、市としてはそれでも仕方ないというふうな腹づもりがあるのかどうかというところをちょっとお聞きしたいんですが。 ○議長(住吉人君) 助役梶井正美君。 ◎助役(梶井正美君) 覚書にありましたように、交換というようなこともございます。我々としても昨年来、いろいろ交渉しておりまして、交換でできるならということで、大日さんの意向も踏まえまして検討しました。ところが、交渉する中で交換というのはなかなかできないということです。 その次に、価格につきましてもいろいろ交渉いたしました。合意に達しないというようなこともございました。そうして最終的には返してほしいということでございました。その後の御質問につきましては、調停の結果を見て判断していきたいと思っております。 ○議長(住吉人君) 10番牛丸尋幸君。 ◆10番(牛丸尋幸君) 何点かあるので順番に聞いていきますけれども、調停が始まりますが、大日との平成2年、平成4年に取り交わした覚書、あるいはこの間ずっと更新してきた賃貸借契約書というのは、調停中ですけれども請求すれば情報公開で出せるかどうか伺っておきたいということが第1点です。 それから二つ目、この申立ての要旨の関係です。相手方と申立人間に成立している売買契約についてということのようですが、これは正式な契約として成立しているんですか。いつのどういう契約書だとか、当然市だったら契約書を交わすんだと思いますが、成立している売買契約だというふうに言われる根拠は何かということも伺っておきたいと思います。 それからもう一つ言いますと、問題点は向こうは返してくれという、こちらは売買契約が成立しているんだから返せないというところで調停をかけるということでの申立てなんだという理解でいいわけですか。その辺も伺っておきたいと思います。まずお願いします。 ○議長(住吉人君) 総務部長上木順三君。 ◎総務部長(上木順三君) ただいまの覚書の件でございますが、平成2年と平成4年の2回に分けて覚書を締結しておるわけなんですけれども、今回調停が始まります関係上、これについてはちょっと控えさせていただきたいなと思っております。 それから、要旨の中で申立人間に成立している売買契約というのは司法上の言い回しの中身でございまして、話し合いをしている意思のあらわれを表示した中身がこういう言い回しになるということで、この部分につきましては顧問弁護士と協議する中でこういう言い回しになりました。そういうことで御理解を願いたいと思います。 もう一つ、地主は返せと言っておるが市としての考えはどうかということでございますけれども、私の方もそれらをも踏まえながら調停の中で進めて行きたいなと。といいますのは、駐車場としても当然必要としておりますし、いろいろな観点から必要とする土地ということで考えておりますので、それらを踏まえながら調停の中で進めていきたいということで御理解願います。 ○議長(住吉人君) 10番牛丸尋幸君。 ◆10番(牛丸尋幸君) そうすると、情報公開できないというのは要綱の何条何項か明確にしてください、できないと言われるなら。 それから、売買契約の場合はお互いにそういう意思であるんだという意味で、今の答弁からいえば契約書はないということですね。契約書がないんですけれどもお互い意思があるということだと思うんですが、当初は売買か交換かどっちかだったんですね。売買でお互いが合意したとは言い切れないんじゃないかと僕は率直に思うんです。 当初は交換でいくんだ、交換でいくんだと言って、相当いろいろな委員会で質問しても交換だと。売買はほとんどあり得ないというのが答弁だったんですけれども、それがどこで変わったのかなという疑問は持ちますが、お互いにそういう意思があるんだということでいくということのようですが、そうすると、売買なら売買で単価の問題ですよね。この土地を借りるということで、平成7年の委員会で相当論議しましたけれども、その中での答弁では--平成7年8月23日の庁舎建設特別委員会、この庁舎建設特別委員会で借りるということを決めた。単価の問題はいろいろありましたけれども。それでこういうふうに答弁されている。 私が聞いたのは、賃貸借契約が当時総務部長は臨時的な措置だと。1年間で更新していくんだということで言われていて、私が1年ということなら9月1日からですかと。そうしますと、来年の8月31日には庁舎は完成すると。こっちは駐車場をつくっていますから、それで買わないなんていう交渉はできるんですかと。駐車場をこっちへつくってしまうわけですよね、あの時点で。つくってから売買交渉だとかできるのかと聞いたら、当時総務部の参事だった方は、代替地を全力で探すということしかないんですが、だめになったときのことは考えていかなければならないと。当時は両方考えるんだというのが答弁だった。例えば初田側、警察側もあるのでこの駐車場として管理の中で考えていかなければならないと思っていますということだったんです。だから、返すことも含んでいたわけですよ。だから契約が成立しているというのは、当時はとてもそんな認識ではなかったというのが実態だと思います。 市長はこうまで答弁しています。賃貸借契約ができたら、できる限り早く整備したいと思います。駐車場を整備することが有効な対抗手段になると思います。駐車場を整備すれば、向こうも売らざるを得ないんだというぐらいまで言ったんですよ。 ところが、そういうふうにして駐車場も整備してやってきた結果、結局向こうの希望土地もない、単価も合わないということで返せというふうになってきたということは、本当に市の対応のまずさのあらわれだと思うんです。見通しの甘さ、やり方が。もう駐車場をつくってしまって、結局対抗措置になったのではなくて、対抗手段になったのではなくて、こっちが駐車場にしてしまったものだから、どれだけでも分けてほしいと弱腰になっていくもとになってきたと言わざるを得ないと思うんです。 ですから、本当に経過としては問題あると思いますが、その中で確認されていることがあります。これはその後開かれた平成7年8月29日の総務委員会で、今後売買、交換とか交渉するけれども単価はどうなるのかということで質問がありました。 これは私が聞いたんだけれども、単価としては今後もこの計算式でやれるということでいいんですねと確認したんです。というのは、平成4年の覚書に単価はどうするんだという計算式まで入っておるんですけれども、確認したら、当時の総務部参事は、売買ということはあり得ないと思いますけれども、そのときはこの計算式をもとにして計算させてもらいますと言った。そのときの総務委員長が、委員長からも確認しますと。その覚書の上では8月末で交換または売買を行うとなっているんですが、それがずれ込んできても契約そのものは有効ですかと聞いたんです。要は、8月末までに売買、交換すると言ったけれども、ずれ込んできてしまったと。でもこの覚書は有効ですかと聞いたら、当時の総務部参事は大丈夫ですと答弁した。 さらにつけ加えて総務部長は、今の考えでは1度目の覚書は生きているということですと。しかし、向こうからこの話はやめようということになって、市もそれに合意すれば関係なくなると。今日現在はそういう話がありませんので、第1回の覚書の考え方は生きておりますと。覚書で単価をどう計算するかというのは生きているんだというのが当時の答弁だったんですよ、平成7年の8月。このときは、向こうが言っている消防署の跡地の問題はもう終わった段階なんですよ。この前にあったんですから。平成7年の3月に消防署の跡地をどうするかという問題があって、それが過ぎた後に、賃貸借契約をするときにこの覚書は有効ですと答弁しておるんです。その後何の問題があったわけではないんです。消防署の問題というのはその前にあったんですから。消防署の問題が過ぎてからも市は議会で覚書は有効だとずっと言っているわけですから、当然その単価で、計算式でこっち側の適正なものは判断すべきだと思いますけれども、ここに書いてある適正代金額による合意が成立するまでとなっていますが、適正代金額というのは基本的に、市側のスタンスとしては覚書の計算式だという考えでいくというのが当時からの議会の答弁ですから、そういうことでいいということで確認しておきたいと思います、その辺の考え方。それを聞いておきたいと思います。 それからもう一つ伺っておきたいのは、二つ目の、高山市は、この調停において必要があるときは、適当と認める条件で相手方との間で調停を成立させることができるとなっていますが、これはどういう額になって調停案が示されるかわかりませんけれども、そのときにそれをこっちが飲むか飲まないかは議会に諮ると。その示された案が適正かどうかという論議を一定議会の中で論議していただいて市の態度を決めていくということをぜひしていただきたいと思いますけれども、その辺についても伺っておきたいと思います。 ○議長(住吉人君) 総務部長上木順三君。 ◎総務部長(上木順三君) まず、第1点目の覚書の関係ですが、これは情報公開要綱の第6条第1項第5号、訴訟及び交渉中の方針ということに含めまして出さないということで答弁させていただきました。 それから、適正代金につきましては、これにつきましても当然、今の調停の中で最大の争点となろうかと思いますが、その中で進めていくことになろうかと思います。 それから、2の議会に同意を得るという形ですが、当然調停の中で何らかの形が出てきた段階でまた議会の方へは諮らせてもらうつもりでおります。 ○議長(住吉人君) 10番牛丸尋幸君。 ◆10番(牛丸尋幸君) 議会にも諮っていただけるということですし、調停の一番論点の単価の問題は、市は明確に議会で言っているわけですから、それを協議して交渉を進めていただきたいと思いますけれども、あとは不成立の場合ですよね。市長のスタンスとしては、あんまり無理なことを言われるんだったら返すということも--当時はそういう答弁だったんですが、そういうスタンスで、返すことも含めながら調停に臨むというのは当然だと思いますけれども、その辺、最後に伺っておきたいと思います。 ○議長(住吉人君) 市長土野守君。 ◎市長(土野守君) 御承知のとおり、駐車場を当時整備したときは、共産党は広過ぎてもったいないから公園をつくれというような主張もされたわけなんですけれども、その後の利用状況を見ていただくとわかりますように、決して広いわけではない駐車場だと思います。大変有効に活用されていると思いますし、今この土地を外しますと、恐らく三、四十台駐車場が減ることになると思います。それがいいのかどうかという判断が求められるんだと思います。 私どもとしては、どちらかといえば庁舎用地として確保しておくべき土地ではないかと思っております。そういう意味で調停をかけて、市として主張すべきことは主張した上で調停を待ちたいと思っております。 ○議長(住吉人君) 御質疑は尽きたようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております本案については委員会の付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略し、直ちに採決を行うことに決しました。 それでは、本案を原案のとおり決するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。  ---------------- ○議長(住吉人君) 休憩いたします。     午前11時06分休憩   〔森瀬教育長退席〕  ----------------   〔議案配布〕     午前11時07分再開 ○議長(住吉人君) 休憩を解いて会議を続行いたします。  ----------------- △日程第15 議第71号 教育委員会委員の任命について ○議長(住吉人君) 日程第15 議第71号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ----------------   (議案は本号その2に掲載)  ---------------- ○議長(住吉人君) 市長土野守君。   〔市長土野守君登壇〕 ◎市長(土野守君) ただいま議題となりました議第71号 教育委員会委員の任命につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の定めるところにより、御同意をお願いしようとするものであります。 現在、委員であります森瀬一幸さんは、本年9月30日をもちましてその任期が満了いたしますので、引き続き委員として任命をしようとするものであります。 森瀬さんは、高山市西之一色町3町目462番地の6にお住まいで、昭和12年10月4日生まれの61歳であります。所属政党は無所属であります。昭和35年3月に国立岐阜大学を卒業後、教職員として37年間勤務され、高山市立日枝中学校長、高山市教育委員会学校教育課長、飛騨教育事務所長等を歴任されております。 また、平成9年4月1日から教育委員会委員として2年6か月務められております。 人格は高潔で識見も高く、教育委員会委員として適任と存じますので、任命につきまして御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(住吉人君) ただいま市長より御説明のとおりであります。 本案について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  ---------------- ○議長(住吉人君) 休憩いたします。     午前11時09分休憩   〔森瀬教育長着席〕  ----------------   〔議案配布〕     午前11時11分再開 ○議長(住吉人君) 休憩を解いて会議を続行いたします。  ----------------- △日程第16 議第72号 固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(住吉人君) 日程第16 議第72号 固定審査評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ----------------   (議案は本号その2に掲載)  ---------------- ○議長(住吉人君) 市長土野守君。   〔市長土野守君登壇〕 ◎市長(土野守君) ただいま議題となりました議第72号 固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、地方税法の定めるところにより御同意をお願いしようとするものであります。 現在、委員であります青木秀雄さんは、本年9月30日をもちましてその任期が満了いたしますので、引き続いて選任をお願いしようとするものであります。 青木さんは、高山市江名子町2600番地の41にお住まいで、昭和11年6月21日生まれの63歳であります。昭和37年に岐阜県職員になられてから、平成8年3月に退職されるまでの間、飛騨県事務所産業労働課長、飛騨県税事務所総務課長、飛騨県税事務所長等を歴任され、現在高山商工会議所の専務理事の要職にあり、平成8年10月1日から固定資産評価審査委員会委員として1期3年間御就任いただいております。 税制にも明るく、温厚な人柄で、識見も高く、適任者と存じますので、選任につきまして御同意をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(住吉人君) ただいま市長より御説明のとおりであります。 本案について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  ---------------- ○議長(住吉人君) 休憩いたします。     午前11時12分休憩   〔議案配布〕  ----------------     午前11時13分再開 ○議長(住吉人君) 休憩を解いて会議を続行いたします。  ----------------- △日程第17 議第73号 公平委員会委員の選任について ○議長(住吉人君) 日程第17 議第73号 公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、理事者の説明を求めます。  ----------------   (議案は本号その2に掲載)  ---------------- ○議長(住吉人君) 市長土野守君。   〔市長土野守君登壇〕 ◎市長(土野守君) ただいま議題となりました議第73号 公平委員会委員の選任につきましては、地方公務員法の定めるところにより御同意をお願いしようとするものであります。 現在、委員であります打保敏典さんは、本年9月30日をもちましてその任期が満了いたしますので、引き続き委員として選任をお願いしようとするものであります。 打保さんは、大野郡宮村3036番地の1にお住まいで、昭和22年5月19日生まれの52歳で、所属政党は無所属であります。昭和55年10月司法試験に合格され、昭和58年3月司法研修生を経て同年4月弁護士登録をされました。現在、高山市花岡町2丁目58番地の2で打保法律事務所を設けられております。また、平成10年10月から岐阜地方裁判所民事調停委員並びに岐阜家庭裁判所家事調停委員を務めておられます。 公平委員会委員として2期8年の経験があり、人格も高潔で識見も高く、公平委員会委員として適任と存じますので、選任につきまして御同意をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(住吉人君) ただいま市長より御説明のとおりであります。 本案について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。  -----------------
    △日程第18 閉会中の継続調査に関する件について ○議長(住吉人君) 日程第18 閉会中の継続調査に関する件についてを議題といたします。 本件につきましては、総務委員長及び厚生委員長より、お手元に配付いたしましたとおり、議長のもとへ申し出がありました。 お諮りいたします。 本件につきましては、申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ----------------- △日程第19 発議第12号 義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書 ○議長(住吉人君) 日程第19 発議第12号 義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書を議題といたします。 事務局長をして発議案の朗読をいたさせます。   〔事務局長朗読〕  ----------------発議第12号 義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書 標記について、地方自治法第99条第2項及び会議規則第14条の規定に基づき別紙意見書を提出する。 平成11年9月20日  提出者 高山市議会議員 大木 稔  賛成者 高山市議会議員 長田安雄              山腰武彦              下山清治              安江康夫              塩谷 聰              杉本健三              牛丸尋幸 義務教育費国庫負担制度の維持に関する意見書 政府は、昭和60年度予算編成以来、毎年、財政負担の軽減を図るため義務教育費国庫負担制度の見直しを行う中で、公立小中学校事務職員及び学校栄養職員に対する給与費の国庫負担制度の削減を検討してきた。 しかしながら、この制度の見直しは、単に地方財政負担の増大をもたらすのみならず、教育の機会均等とその水準の維持向上に重大な影響を及ぼすものである。 よって、政府におかれては、現行の公立小中学校事務職員及び学校栄養職員に係る義務教育費国庫負担制度を維持されるよう地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。 平成11年9月20日               高山市議会  ---------------- ○議長(住吉人君) お諮りいたします。 本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、本案については提案理由の説明を省略いたします。 それでは、本案について御質疑はございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御質疑はないようでありますから、以上をもって質疑を終結いたします。 それでは、ただいま議題となっております本案については、委員会の付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、本案については委員会の付託を省略し、直ちに採決を行うことに決しました。 それでは、本案を原案のとおり決するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ただいま議決されました意見書の取り扱いについては、議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住吉人君) 御異議なしと認めます。よって、そのようにさせていただきます。  ----------------- △日程第20 陳情第51号から日程第22 陳情第53号まで ○議長(住吉人君) 日程第20 陳情第51号 下岡本町5の4班小班共有地の高山市市道への管理委譲の嘆願書についてから、日程第22 陳情第53号 乳幼児医療費助成制度の拡充をもとめる要望書までの3件を一括議題といたします。  ----------------  (陳情文書表は本号その2に掲載)  ---------------- ○議長(住吉人君) ただいま議題となりました陳情3件につきましては、お手元に配付しました陳情文書表のとおりであります。これを議長において受理いたしましたことを報告いたします。 なお、陳情原本につきましては、事務局において保管いたしておりますので、随時ごらん願いたいと思います。 以上で陳情受理報告を終わります。  ----------------- ○議長(住吉人君) この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 市長土野守君。   〔市長土野守君登壇〕 ◎市長(土野守君) 発言のお許しをいただきましたので、平成11年第5回高山市議会定例会が閉会されるに当たり、一言お礼のごあいさつを申し上げます。 去る1日から開会されました本定例会におきまして、議員の皆様には、連日にわたり本会議並びに各委員会を通じ、慎重かつ御熱心なご審議をいただき、ここに提案をいたしました議案全部につき、それぞれ御決定をいただきました。まことにありがたく厚く御礼を申し上げます。 審議の過程におきまして種々賜りましたご意見や御指導をいただきました事項につきましては、それぞれ十分な調査研究をいたしますとともに、決定を賜りました議決事項等につきましては早期実施に努めてまいりたいと存じます。 ここに、会期中の議員各位の活動に対しまして敬意と感謝を申し上げ、大変簡単ではございますが、閉会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。  ----------------- △閉議・閉会 ○議長(住吉人君) 以上をもちまして本日の議事日程が全部終了いたしましたので、本日の会議を閉じ、平成11年第5回高山市議会定例会を閉会いたします。     午前11時21分閉会    ----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    平成11年9月20日       高山市議会 議長  住 吉人             議員  杉本健三             議員  塩谷 聰...